UAE=アラブ首長国連邦がOPEC=石油輸出国機構を脱退することになりました。
UAEの国営通信は、UAEが来月1日に主な産油国で作るOPECとOPECプラスから脱退すると報じました。理由について「現在と将来の生産能力を見直したうえで、国益や市場の需要に応える責務を踏まえたものだ」とし、需要に応じて生産を段階的に引き上げる方針を示しました。
UAEは近年、OPECを主導するサウジアラビアとの間で生産制限をめぐる意見の対立が指摘されていました。
また、アメリカによるイランへの軍事攻撃以降、UAEがイランからの攻撃を受ける中、湾岸諸国が連携して対処しなかったことをUAEの当局者が非難したと報じられていて、湾岸諸国内で溝が生じたことも一因だとの指摘もあがっています。
ブルームバーグ通信によると、イランへの攻撃前のOPECではUAEは3番目に大きな産油国で、全体の供給の約12%を占めていて、専門家の分析として「長期的にはOPECの構造的な弱体化が予想される」と報じています。
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