“サッカーの王様”元ブラジル代表のペレさんに23万人以上の人々が別れを告げ、そのひつぎが、安置されていたスタジアムから共同墓地へと移されました。

先月29日、大腸がんによる多臓器不全のため82歳で亡くなったペレさん。

ペレさんのひつぎは、古巣であるサントスFCのホームスタジアムに今月2日から3日にかけて安置されていました。

ロイター通信によりますと、ペレさんを悼む23万人以上の人々が弔問に訪れたということです。また、ブラジルのルラ大統領やFIFA=国際サッカー連盟のインファンティノ会長らも訪れ、「王様」との別れを惜しみました。

ひつぎは3日、スタジアムを出発した後、消防車の上に乗せられてサントス市内をめぐり、共同墓地に移されたということです。