中国の習近平国家主席が、台湾最大野党・国民党の主席と会談したことを受け、中国政府は台湾に対する経済的優遇策を発表しました。
中国共産党総書記をつとめる習近平国家主席は10日、台湾最大野党・国民党の鄭麗文主席と会談し、台湾の独立に反対することなどで一致しました。
これを受け、中国側は10項目の台湾に対する優遇策を発表しました。
具体的には。▼中国福建省と台湾の離島、金門島や馬祖島とを橋でつなぐことや、水道や電気などのインフラ面での結びつきを強化すること、▼台湾からの農産物の中国への輸入拡大を支援すること、▼台湾の中小企業の中国進出を支援すること、▼台湾のテレビドラマやアニメなどのコンテンツを中国で上映することを許可することなどが盛り込まれています。
ただし、コンテンツに関しては「内容が正しいもの」という条件がついており、中国政府の意向に沿ったものに限られるとみられます。
中国共産党と国民党のトップ会談は9年半ぶりで、台湾統一を目指す習氏としては経済的優遇策を示すことで今年秋に行われる台湾の統一地方選挙や2028年の総統選挙で中国との対話に前向きな国民党を支援し、台湾統一に向けた布石としたい考えです。
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