習近平国家主席が中国軍幹部の研修会で演説し、軍の規律を強化するよう訴えました。幹部の失脚が相次ぐなか、改めて軍の引き締めを図った形です。
8日に開かれた中国軍幹部の研修会で、習近平国家主席は「常に軍の純粋性と栄光を保ち、新たな姿勢で建軍100周年を迎えよう」と訴えました。
そのうえで「幹部は自らの立場を正しく認識し、大衆の立場にしっかりと立ち、大衆から離れる一切の利己的な雑念を克服しなければならない」と強調。
「上級幹部は官僚的な態度を捨てて革命軍人の本質に立ち返り、新たな風潮を部隊により一層満たさなければならない」と規律の強化を訴えました。
中国軍をめぐっては、軍の最高指導機関である中央軍事委員会ナンバー2の張又俠副主席らが「重大な規律違反」の疑いで調査を受けるなど、幹部が相次いで失脚し、中央軍事委員会のメンバー7人のうち5人が空席になる異例の事態となっています。
習近平指導部としては改めて規律の強化を訴えることで、軍の引き締めを図る狙いがあります。
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