ウクライナの首都キーウでは、大晦日にロシア軍によるとみられるミサイル攻撃が相次ぎ、1人が死亡したほか、取材活動をしていた朝日新聞の記者が負傷しました。

キーウの市長によりますと、先月31日、ロシア軍によるミサイル攻撃が相次ぎ、1人が死亡、日本人ジャーナリストを含む20人が負傷しました。

朝日新聞社によりますと、負傷したのは映像報道部に所属する記者の関田航さん(36)で、病院で治療を受けています。

関田さんは、市内中心部のホテルに宿泊していましたが、攻撃があった当時、ホテルの敷地内の屋外にいて、がれきの破片があたり、足のふくらはぎにけがを負ったということです。

攻撃を受け、ゼレンスキー大統領は「人間ではない者による行為だ」とロシアを強く非難しました。