原油相場は3営業日連続で上昇している。トランプ米大統領は、イランが7日(米国時間)の期限までに米国の要求を受け入れなければ、同国の主要インフラを壊滅させると警告した。

ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物5月限は日本時間7日午前8時35分現在、1%高の1バレル=113.50ドルを付けている。6日の終値は2022年6月以来の高値だった。北海ブレント先物は110ドルをやや下回る水準で前日の取引を終えた。

トランプ氏は6日の会見で、ホルムズ海峡の開放を「極めて重要な優先事項の一つ」として挙げながらも、イランとの協議は「順調に進んでいる」とも述べた。

トランプ氏はホワイトハウスでの記者会見で、米東部時間7日午後8時(日本時間8日午前9時)の交渉期限までに合意に至らなかった場合にイランが直面する事態に言及。米軍は「明日午前0時までにイランの全ての橋を破壊できる」とし、発電所は「燃え上がり、爆発し、二度と使えなくなる」と話した。

イランはトランプ氏の脅しに対し、ペルシャ湾岸地域のエネルギーインフラへの攻撃を強化して対抗すると警告。こうした動きは世界的な燃料逼迫(ひっぱく)を一段と深刻化させ、世界経済への打撃を拡大させる恐れがある。

エンベラスの石油・ガスアナリスト、カール・ラリー氏は、トランプ氏が「これまでの発言を撤回していない」と指摘。「事態は終局に近づいていると思うが、もし軍事行動という形で結末を迎えるのであれば、それは最善とは言えないかもしれない」と語った。

原題:Oil Rises a Third Day as Trump Threats Escalate Before Deadline(抜粋)

(アナリストのコメントなどを追加して更新します)

--取材協力:Charles Gorrivan.

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