イスラエルとイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘が激化しているレバノン南部で、国連の平和維持部隊に所属する要員3人が相次いで死亡したことを受け、国連の安全保障理事会は会合を開きました。

国連平和維持活動担当 ラクロワ事務次長
「このような悲劇は決して起きてはならないものでした。この許しがたい事態の経緯を明らかにするために調査を進めています」

レバノン南部で国連の平和維持部隊の要員3人が相次いで死亡したことを受け、平和維持活動を担当するラクロワ事務次長は詳細な状況は調査中だとしました。また、部隊に対する移動の自由の侵害や攻撃的な行動が増加しているとして、「平和維持要員は決して標的にされてはならない」と強調しました。

インドネシア代表
「(緊張の高まりは)イスラエル軍によるレバノンへの度重なる侵攻に原因がある」

亡くなった要員の出身国であるインドネシアの代表は、イスラエルを非難したうえで、すべての当事者に対し、攻撃の停止を求めました。

一方、イスラエルは「攻撃はヒズボラによるものでイスラエルは関与していない」と主張。レバノン政府がヒズボラに対し、武装解除させるなどの義務を果たしていないと批判しました。