デンマーク議会の総選挙の投開票が行われ、フレデリクセン首相率いる社会民主党を含む中道左派は過半数に届きませんでした。

ロイター通信などによりますと、24日から始まったデンマーク議会の総選挙は、フレデリクセン首相率いる社会民主党を含む中道左派が84議席獲得し、対立する自由党などの中道右派を議席数で上回ったものの、過半数には至りませんでした。

排外主義を掲げたライバルの右派陣営は躍進し、77議席を獲得しています。

フレデリクセン首相側は、アメリカ・トランプ大統領が領有に意欲を示しているグリーンランドについて、強固に反対する姿勢を打ち出していましたが、生活費高騰に不満を持つ有権者が多く、議席を大幅に減らしたということです。

グリーンランドをめぐっては、トランプ大統領が「グリーンランドへの完全なアクセス権と、望む限りの軍事アクセス権を得る」などとメディアのインタビューで発言し、領有に強い意欲を示していましたが、フレデリクセン首相は強固に反対する姿勢を打ち出し、2月に議会を解散していました。