財務省が、原油先物市場への介入の可能性について市場参加者への聞き取りを行ったことが分かった。円安やエネルギー高騰を是正する狙いがあるとみられる。

複数の市場関係者によると、当局は国内主要銀行に接触し、原油先物市場への介入に関する見解をヒアリングした。

片山さつき財務相は24日の閣議後会見で、「原油市場の投機的な動きが為替市場にも影響しているというのは広く言われている」と発言。為替市場の動向に関し、「いかなる時もあらゆる方面で万全の対応を取る」と、市場をけん制した。

イラン戦争に起因する変動性の高まりを背景に価格が急騰する中、米政権は今月初め、原油先物への介入の可能性を協議したとされる。その後、ベッセント財務長官はこうした計画を否定した。

日本の財務省による今回の市場関係者への接触は、為替介入に備えて当局が行う「レートチェック」に似ている。1月には日米当局がレートチェックを行い、数時間のうちに円相場を1ドル=159円から152円へと押し上げた。

財務省による市場への聞き取り実施については、ロイターが23日に報じていた。

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