(ブルームバーグ):中東での紛争が4週目に入る中、イランによるイスラエルへの攻撃が激化しているもようだ。
当局によると、21日遅くに弾道ミサイル2発がイスラエルの防空網を突破し、南部のアラドとディモナに着弾した。約115人が負傷し、このうち11人が重傷だという。
イスラエル軍は迎撃に失敗した原因を調査しているとした。救助隊は建物内に取り残された人々の捜索を続けている。
ディモナ郊外にはイスラエルの主要核施設が位置している。今回の着弾現場からは数マイル離れているが、イスラエルにとって重要地点だ。イランのタスニム通信は、イスラエルがナタンズの核施設に攻撃を加えたことに対する報復だと伝えた。
ネタニヤフ首相は今回の攻撃について「われわれの未来を懸けた戦いにおいて非常に困難な夜だ」と述べた。当局によると、2月28日に米国とイスラエルが戦争を開始して以降、同国ではイランのミサイルにより民間人16人が死亡している。
各国政府や非政府機関(NGO)によると、中東全体では4000人以上が死亡しており、その4分の3以上はイランに集中している。イスラエルがイランの代理勢力であるヒズボラへの攻勢を強めているレバノンでは、死者が1000人を超えた。


原題:Iranian Missile Attacks on Israel Intensify, Leaving Dozens Hurt(抜粋)
--取材協力:Chris Miller、Dan Williams、Alisa Odenheimer.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.