16日朝の東京外国為替市場の円相場は対ドルで159円台後半と、2024年7月以来の安値圏で推移。中東情勢の混迷による原油価格の上昇を受けた円売りが優勢だ。半面、ホルムズ海峡を一部のタンカーが通過したとの報道などを手がかりに円がやや買い戻される場面もある。

野村証券の後藤祐二朗チーフ為替ストラテジストは16日付のリポートで、週末も事態収束に向けた動きは見られず、戦争長期化リスクが意識されており、目先はドル・円の上振れとクロス円の下振れリスクに注意が必要との見方を示した。ドル・円は「160円の節目接近を受け、当局者発言が引き続き注目される」とした。

債券

債券相場は下落が予想される。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介シニア債券ストラテジストは、米国とイランの動向が「週末も変わらなかったことで原油高に先高観が出ている。あすに20年債入札を控えていることも重しになる」と予想した。

先物夜間取引で中心限月6月物は13日の日中取引終値比22銭安の130円96銭で終えた。鶴田氏の先物の予想レンジは130円85銭-131円15銭、新発10年債利回りは2.23-2.26%(13日は2.24%で終了)。13日の米10年国債利回りは前日比2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)高い4.28%程度で引けた。

日銀買い入れオペ

  • 対象年限は残存期間1年超3年以下、3年超5年以下、5年超10年以下、25年超で、買い入れ額はそれぞれ2700億円、2450億円、2600億円、750億円
  • 日銀:国債買い入れオペ一覧 (表)

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