世界各国に被害をもたらしているカンボジアの国際詐欺拠点の内部にJNNのカメラが入りました。日本人の個人情報や日本語のマニュアルなども大量に見つかっています。

JNNのカメラが入ったのは、タイとカンボジアの国境地帯にある国際詐欺拠点です。

去年発生した両国の軍事衝突で、タイ軍がカンボジア側の支配地にあった詐欺拠点を制圧し、今回、その内部を一部メディアに公開しました。

記者
「こちらの部屋は、中国の警察署を模したニセのセットだということです」

中国やブラジルといった複数の国の“ニセ警察署”が作られ、ビデオ通話などで警察官を装っていたとみられます。

拠点には、レストランや売店、ヘアサロンなど様々な施設があり、1万人以上が共同で生活しながら、世界各国に向けて詐欺をしていたということです。

さらに、日本人がいたと思われる痕跡も。

記者
「こちらの部屋には、日本語で書かれた詐欺電話のマニュアルとみられるものや、日本人の個人情報と思われるメモ書きなどが大量に残されています」

詐欺拠点を公開したタイ軍は「特殊詐欺は日本を含む世界中の人々に対する脅威であり、根絶させなければならない」としています。