イスラエルのネタニヤフ首相は12日、対イラン戦争開始以降で初めて記者会見に臨み、米国とイスラエルによる攻撃はイランとその聖職者指導部を大きく弱体化させたが、国内での蜂起がなければ体制転換は保証できないと指摘した。

同首相はビデオ会議を通じて記者団に対し、「われわれは体制打倒に向けた最適な条件を整えつつある」と語った。イランの反体制派に対する支援としては、前日にテヘランでイスラエル空軍が準軍事組織「バシジ」の検問所や兵士らを標的に実施した空爆などが含まれるとした。

「だが繰り返しになるが、イラン国民が体制を打倒するとは断言できない。体制は最終的には内部から崩れるものだ」と語った。

トランプ米大統領とイランの新たな最高指導者モジタバ・ハメネイ師は12日、ともに強硬な姿勢を示し、戦争が近く終結しない可能性を示唆した。モジタバ師は就任後初の声明で、米国とイスラエルが攻撃を続ける場合、イランが別の戦線を開く方針を示した。

イスラエルは親イランのイスラム教シーア派組織ヒズボラと再び衝突している。ヒズボラが1日、イスラエルに対するイランの報復に加わって以降、双方の間で戦闘が続いており、11日にはヒズボラがイスラエルの都市や町に向けて200発超のロケット弾やミサイル、無人機を発射し、事態がエスカレートした。

イスラエルはレバノンの首都ベイルート南郊の住民に退避を命じた後、ここ1週間で70超の目標を空と海から攻撃した。

ネタニヤフ首相は、ヒズボラが自らの攻撃に対して「重い代償」を支払うことになると述べた。さらに、「レバノン政府は火遊びをしていると伝えた。自ら事態を収拾できないのなら、われわれがそうする」と語った。

原題:Netanyahu Says No Guarantee of Iran Regime Change After War(抜粋)

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