イランが米国やイスラエル、湾岸諸国への報復攻撃を激化させる中、ロシアが背後でイランを支援しているとの懸念が強まっている。

西側諸国の情報機関の内情を知る複数の関係者によると、ロシアは現在、さまざまな情報をイランに提供し、中東地域に展開する米軍への反撃を後押ししている。具体的には衛星画像や無人機の標的設定戦術などが含まれるという。

イランに提供されている情報がどの程度有効かつタイムリーなもので、ロシアがどの程度の頻度で実行可能な情報を供与しているのかは不明だと、ある関係者は匿名を条件に話した。だが、こうした動きはロシアがウクライナ侵攻でイラン製ドローン「シャヘド」に大きく依存するなど、両国が互いに重要な存在であることを浮き彫りにする。

英国のヒーリー国防相は12日、ロンドンでの軍事ブリーフィングで「イランの戦術や戦闘能力の背後に、プーチン氏の影の手があると聞いても誰も驚かないだろう」と述べた。

その上で「イランの攻撃パターンには、ウクライナに対するロシアの攻撃手法の特徴が如実に表れている」と指摘。攻撃に関して両国がいかに関係を深化してきたかを踏まえれば、想定される展開だとも述べた。

原題:Putin’s ‘Hidden Hand’ Guides Iran’s Strikes in Widening War (1)(抜粋)

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