ホルムズ海峡は今後どうなる?

中東支局長 増尾記者:
そうですね。これについては興味深いデータが出ています。ロイター通信によると、イランは2月28日に衝突が始まって以降、1日に100万~150万バレルと、2025年の1日平均とほぼ同じ水準の原油を輸出することができているというデータが出てきているんです。

他国に対しては攻撃の脅威を与えることで、ホルムズ海峡の航行を阻止しながら、自国についてはそれができる状態を保っているということです。

アメリカも今のところ、イランの原油のタンカーなどを拿捕するといった措置はとっていません。そのため、今後もイランとしては、自国の原油を輸出しつつ、一方で世界の原油の輸出は止めて、市場を大きく混乱させるという戦略をとり続けることが可能であると思います。

小川キャスター:
可能な限り、そのカードを使い続けるということになるわけですね。