自民党内で旧派閥のメンバーを中心とした会合が相次いで開かれています。裏金問題で解体した派閥が再び復活するのでしょうか。

“政治は夜、動く”、そんな動きが戻ってきたのでしょうか。

記者
「二階元幹事長が旧派閥の会合がおこなわれる建物に入っていきます」

きのう、銀座の懐石料理店に姿を見せたのは、引退した自民党の二階元幹事長。旧二階派に所属した議員20人以上が集まり、会合を開きました。

自民党 二階俊博 元幹事長
「(Q.会合はいかがでしたか?)会合は良いに決まっているじゃない」

会に出席した武田元総務大臣は、今後、自身を中心とした新たな政策勉強会を立ち上げることになったと明らかにしました。

自民党 武田良太 元総務大臣
「興味のある方々には、存分に門戸を開いていきたい。(Q.二階さんからはどんな言葉が?)『のびのびと頑張れ』と、いつもながら“二階イズム”ですね」

こうした旧派閥を軸とした会合が衆議院選挙のあと、自民党内で活発になっています。

先週には、萩生田幹事長代行や西村選対委員長らの呼びかけで、旧安倍派に所属した議員らも会合を開催。およそ20人が集まりました。

派閥の裏金問題で、5つの派閥が解散した自民党。

しかし、衆議院選挙に大勝し、多くの新人議員が誕生したことで、党内からは「教育機関」として派閥のような役割が必要だという声があがっています。

自民・旧安倍派所属議員
「これだけ議員が増えたら、派閥的な役割は必要だ。党だけでは教育が難しい」

実際、党内で唯一残る派閥・麻生派は、新人議員らが加入したことで60人へと拡大。主要な人事では、派閥に所属する議員を輩出するなど、存在感を高めています。

こうしたなか、旧派閥の枠組みを中心に勢力拡大を図る動きは、それぞれ党内での存在感を高めたい狙いがあるとみられています。