アメリカのトランプ大統領はイランへの軍事作戦をめぐり、「イランは防空能力を失っている」と指摘したうえで、大規模な攻撃を続けると明らかにしました。

アメリカ トランプ大統領
「大規模な攻撃が始まる。イランはもはや防空能力を持たない。監視施設も完全に失った。イランは大きな被害を負うことになるだろう」

トランプ大統領は3日、イランの海軍や空軍の戦力を「ほぼすべて打ちのめした」と表明しました。アメリカ軍は作戦開始から72時間で、イランの軍事基地や艦艇など、あわせて1700以上の標的を攻撃したと明らかにしています。

また、トランプ氏は、死亡した最高指導者ハメネイ師の後継者を選出する「専門家会議」の施設が攻撃されたと伝えられていることに関連し、「新たなイランの指導層へも攻撃があった。大規模なものだったようだ」と述べました。

新たな最高指導者については、現体制の内部から選出されることが望ましいとの考えも示しています。

一方、イランの革命防衛隊が封鎖を宣言し、石油タンカーを攻撃しているホルムズ海峡については、「必要なら、海軍が護衛を開始する」と表明しました。

イランは反撃を続けています。エルサレムでは4日にもミサイル攻撃があり、イスラエル軍が迎撃。UAE=アラブ首長国連邦のドバイでは、アメリカ領事館近くへのドローン攻撃で火災が発生しました。

こうしたなか、アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、UAEがイラン攻撃を検討していると報じました。サウジアラビアも攻撃に加わる可能性があるということで、さらなる戦火の拡大が懸念されます。