アメリカ・ニューヨークの名門、コロンビア大学は、移民当局の職員が敷地内で学生を拘束したと発表しました。捜査員は「行方不明者の捜索」と偽って大学に立ち入ったとみられています。
コロンビア大学などによりますと、26日午前6時半ごろ、移民当局の職員が大学が管理する寮に立ち入り、学生1人を拘束したということです。
敷地内への立ち入りは令状が必要ですが、大学は声明で、職員は令状なしに立ち入っていて、「行方不明者の捜索すると虚偽の申告をしたとみられる」と批判。
マンハッタン区長は「ニューヨーク市警察を装い、5歳の女児が行方不明になっていると偽っていた」と明らかにしています。
現地メディアによりますと、拘束されたのはアゼルバイジャン出身の4年生の女子学生で、自身のSNSで「当局が私を不法に拘束しました。助けてください」と投稿していましたが、26日午後に釈放されたと明らかにしました。
また、移民当局を管轄する国土安全保障省は「女子学生は、2016年に学生ビザが失効していて、不法移民だ」と説明しているということです。
一方、キャンパス周辺では、学生たちによる抗議デモが行われました。
記者
「学生たちが集まり、『移民当局はキャンパスから出ていけ』と声を上げています」
コロンビア大学の学生
「(令状なく)学生を連れ去るのが許されるなら、キャンパスの信頼性に多くの疑問が生じます」
「当局は私たちを怖がらせようとしていますが、立ち向かわなければと思っています」
ニューヨーク州知事は「学生が騙されて連れ去られるべきではない」と批判したうえで、当局に対し説明を求めています。
ヒラリー・クリントン氏 エプスタイン問題で証言「会ったことはない」 証言求められたのは「トランプ氏から目をそらすため」と下院委員会を強く批判