英高級車メーカー、アストンマーティン・ラゴンダ・グローバル・ホールディングスは、約3000人いる従業員の最大5分の1を削減する。トランプ米大統領の関税政策によって同社の業績回復に逆風が吹いている。

同社は25日、今回の削減で約4000万ポンド(約84億6000万円)のコスト削減を見込んでおり、関連費用は約1500万ポンドと明らかにした。1年前の前回の人員整理では、同社は従業員の5%削減を検討していた。

アストンマーティンは長年の赤字から脱却し、巨額の債務を圧縮することを目指している。しかし立て直し計画は、製品投入の遅れや品質問題、最大市場である米国での関税引き上げに加え、中国経済の減速によって頓挫している。

昨年の損失額は4億9300万ポンド。また、2026年についてはフリーキャッシュフローの改善が見込まれているものの、黒字にはならない見通しだ。フリーキャッシュフローの黒字化は、同社にとって重要な目標の一つとなっている。

昨年の売上高は21%減の12億6000万ポンド。2026年の納車台数は、前年の5448台と同水準になる見通しだと同社は明らかにした。

原題:Aston Martin to Cut Up to 20% of Staff as Turnaround Stalls (2)

(抜粋)

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