(ブルームバーグ):北朝鮮の最高指導者、金正恩朝鮮労働党総書記の妹、金与正氏が党の部長に昇格した。今後数年の政策方針を定める党大会が開かれる中で、金一族が権力の基盤固めを進めていることが改めて示されている。
国営の朝鮮中央通信(KCNA)は24日、これまで党中央委員会の副部長だった金与正氏が、いずれかの部門の部長に任命されたと伝えた。どの分野を担当するのかには触れていない。
5年に1度開かれる党大会は、代表5000人が参加し、平壌で19日に開幕。金正恩氏の総書記再任も決まった。
韓国の情報機関が今月まとめた分析によると、金総書記の10代の娘、金ジュエ氏は後継者として指名される段階に入ったとみられる。金一族による統治は1940年代の建国以来続いている。
金与正氏はこれまで党・政府の主要な発信役を務め、韓国に対する一連の威嚇や挑発を主導してきた。
ただ、韓国のドローン(無人機)が北朝鮮領空に最近侵入したことについて、韓国政府が遺憾の意と再発防止の意向を表明したことを金与正氏は「高く評価」するとし、異例とも言える前向きなトーンを示した。
原題:Kim Jong Un’s Sister Promoted as Kim Family Tightens Power Grip(抜粋)
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