(ブルームバーグ):ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は18日、ブレマン新総裁の下で初の政策決定を発表する。 政策金利は据え置きが予想されるが、インフレ圧力が根強い状況で、新体制となった金融政策委員会(MPC)の経済見通し評価が注目される。
ブルームバーグが調査した22人のエコノミスト全員が、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレート(OCR)について、3年ぶり低水準(2.25%)での据え置きを見込んでいる。
スウェーデン中銀の第1副総裁を務めたブレマン氏は、昨年12月1日にNZ中銀総裁に就任。同氏にとって、今回が初のMPC会合となる。
景気拡大の勢いが増す中で、昨年10-12月(第4四半期)のインフレ率が中銀の目標レンジ(1-3%)上限を予想外に突破したことを受け、エコノミストの多くは年内の金融引き締めを想定。金融市場は9月の0.25ポイント利上げが70%、12月の利上げは100%の確率を織り込んだ。
それでもニュージーランドの失業率は10年ぶり高水準に上昇し、住宅市場の不振も続いており、ブレマン総裁は過度にタカ派的な印象を与えることをためらうだろう。NZ中銀はウェリントン時間18日午後2時(日本時間同午前10時)に政策決定を公表し、最新の経済見通しとOCRの軌道予想を示す。総裁会見は午後3時(同午前11時)から行われる。

ANZ銀行チーフNZエコノミスト、シャロン・ゾルナー氏は「NZ中銀はOCRの軌道を引き上げるが、利上げが必要になる時期については非常に柔軟な姿勢を示すと予想される。現段階で有意な一層の引き締めに動けば、回復の芽を摘む危険があり、(MPCは)慎重になる可能性が高い」と指摘した。

原題:Breman’s Debut Takes Center Stage With RBNZ Set to Hold Rates(抜粋)
--取材協力:Shinjini Datta.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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