(ブルームバーグ):日本銀行の植田和男総裁は16日、高市早苗首相と会談し、一般的な経済金融情勢の意見交換だったとし、首相から政策について要望は特になかったと述べた。会談後に官邸で記者団に語った。
植田総裁は、具体的な内容は話せないとしつつ、「大まかに定期的な一般的な意見交換ということでお会いした」と説明。いろいろな話をしたとしながらも、具体的な内容は控えると明言を避けた。
高市首相と植田総裁の会談は、昨年11月18日以来で2回目。
8日の衆院選は、自民党が単独で議席の3分の2以上を獲得する圧勝。高市首相は9日の会見で、選挙戦で訴えてきた責任ある積極財政の推進に信認を得たとの認識を示した。今後、飲食料品の消費税率ゼロなどの議論を本格化させるが、高市政権の経済・財政政策を踏まえた日銀の金融政策の展開にも注目が集まっている。
日銀は昨年12月の金融政策決定会合で政策金利を30年ぶりの高水準となる0.75%程度に引き上げた。政策維持を決めた1月会合の主な意見では、追加利上げに前向きな意見が目立った。焦点は追加利上げのタイミングとペースだが、金利スワップ市場の予想は4月会合までが70%弱、6月までが100%弱となっている。
(発言の詳細を追加して更新しました)
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