(ブルームバーグ):米ゴールドマン・サックス・グループは、今年の中国経常収支の黒字予想を引き上げた。昨年10-12月(第4四半期)に財・サービスの貿易収支が過去最高を記録したことを反映した。
ゴールドマンのリポートによると、2026年の経常黒字は国内総生産(GDP)比4.3%を想定。従来予想は4.1%だった。ユーティン・ヤン氏率いるエコノミストによると、昨年はGDP比3.7%で、予想の3.5%を上回った。
国家外為管理局(SAFE)が公表した速報値によると、中国は10-12月期に2420億ドル(36兆9000億円)の経常黒字を計上。ゴールドマンの推計ではGDP比4.4%に相当する。

ゴールドマンのエコノミストらは、「26年は財の貿易黒字が一段と拡大し、サービス貿易赤字がやや縮小することで、経常収支黒字がさらに拡大する」と予測した。
資本・金融収支については「対内外の直接投資は昨年と同水準を維持し、ポートフォリオ投資に関連する資金流出は昨年より縮小する」との見方を示した。
SAFEのデータによると、10-12月期のサービス貿易赤字は前四半期から縮小した一方、輸出急増が財の貿易黒字を押し上げた。
国際通貨基金(IMF)は、昨年の経常収支黒字がGDP比3.3%に達すると予測していた。貿易不均衡はより顕著になっており、IMFはこれを部分的に人民元の実質的な下落と関連付けている。
原題:Goldman Upgrades Forecast for 2026 China Current-Account Surplus(抜粋)
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