中国ではきょうから、旧正月の春節に伴う大型連休が始まりました。今年は移動する人が過去最多となる一方、日本への旅行者は大きく減少する見通しです。

記者
「大型連休が始まりました。上海市内の駅は多くの人で大混雑となっています」

中国ではあさっての春節を前に、きょうから23日まで9日間の大型連休が始まりました。

帰省する人
「春節なので杭州の実家に帰ります。冬なのでスキーに行きたい」
「あまり頻繁には帰れないので、この1年の近況を話したい」

春節の前後40日間に移動する人はのべ95億人と過去最多となる見通しです。

記者
「北京市郊外の高速道路です。渋滞が発生していて、車が進みにくくなっています」

移動のうちの8割が自家用車ということで渋滞も多く発生。それでも車移動が多い理由は連休中、高速道路が無料になるためで、長引く不景気による人々の節約志向があるとみられています。

車で帰省する人
「(渋滞対策で)食料品と水を多めに持ってきました」

一方、北京市内の観光地も賑わいを見せています。

記者
「いました。北京五輪のマスコットキャラクターのビンドゥンドゥンですね!」

4年前の冬季オリンピックの舞台となった公園には、今年の干支・馬の被り物をしたあの懐かしのキャラクターが登場。公園内に作られたスノーパークでは多くの観光客が雪遊びを楽しんでいました。

例年、春節の連休は多くの中国人が日本の冬のリゾート地を訪れていましたが、今年は…

旅行で来た人
「(Q.日本のスキー場へ行く人はいる?)日本?日本は…周りには全くいないですね」
「今年は春節をハルビンで過ごす予定です」

日中関係が悪化するなか、中国外務省は連休中、日本への渡航を控えるよう注意喚起していて、中国メディアによりますと、2日から始まった春節の移動ラッシュの最初の1週間で、日本に行く旅行客が去年と比べおよそ54%減少したということです。

毎年人気の渡航先となっていた日本に代わって、今年は韓国やタイ、シンガポールなどへの旅行者が増えています。