ロシアによる侵攻が続くウクライナのゼレンスキー大統領は、ドイツで開かれている国際会議で、「いかなる戦闘終結の合意よりも前に、安全の保証が必要だ」と訴えました。

ウクライナ ゼレンスキー大統領
「いかなる戦闘終結の合意よりも前に、安全の保証に関する合意が必要です」

ドイツで開かれているミュンヘン安全保障会議で14日、演説したゼレンスキー大統領はこのように述べ、戦闘終結後のロシアによる再侵攻を防ぐため、「安全の保証」についての合意が優先されるべきとの認識を示しました。

ウクライナの和平計画をめぐり、アメリカとロシア、ウクライナによる三者協議が続いていますが、「安全の保証」やロシアが割譲を求める東部ドンバス地方の扱いについて隔たりがあり、合意には至っていません。

次回の三者協議は17日と18日にスイスで行われる見通しで、ゼレンスキー氏は「実質的なものになることを願う」とした一方で、「アメリカはロシアよりもウクライナにばかり譲歩を求める」と懸念を示しました。