(ブルームバーグ):トランプ米大統領は13日、イランに関して体制転換が最善の結果になり得るとの認識を表明し、核問題を巡る協議で同国に対する圧力を強めた。米国は中東地域で軍事的プレゼンスを拡大している。
トランプ氏はノースカロライナ州フォートブラッグでのイベント後、記者団に対し、「それが起きれば最善のことのように思える」と発言した。一方で、イランで誰に権力を握ってほしいかとの質問には「そのことについては話したくない」と答えた。
米国とイランは先週、オマーンで協議を開始。トランプ大統領はイランの核開発を抑制する取り決めを求めており、合意に至らなければ攻撃も辞さないと警告している。
ロイター通信は13日、トランプ氏の娘婿ジャレッド・クシュナー氏やウィトコフ和平交渉担当特使ら米代表団が、17日にスイス・ジュネーブでイラン外交当局者と会談すると匿名の関係者を引用して報じた。
同日には、米国主導のウクライナとロシアの協議もジュネーブで始まる予定だ。

米空母打撃群が中東に到着したことで、トランプ氏は攻撃を実行する選択肢を得た。13日には追加の空母が中東に向かうと説明し、軍事的プレゼンスをさらに強化する姿勢を示した。
トランプ大統領は「強大な戦力が到着した。ご存じの通り、別の空母も間もなく出発する。最後まで取り組む。最終的に完全に解決できれば望ましい」と語った。
米国とイスラエルは昨年、イラン国内の核施設を攻撃した。トランプ氏は当時、任務によってイランの核プログラムは完全に破壊されたと述べていたが、制裁緩和と引き換えに合意に応じるよう圧力を再び強めている。
トランプ大統領は同様の攻撃を避けるためにもイランとの適切な合意を望んでいると改めて表明。交渉で何を求めるかとの質問に対し、「いかなる濃縮も望まない」と答えた。
原題:Trump Says Regime Change in Iran ‘Best Thing That Could Happen’(抜粋)
--取材協力:John Harney.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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