(ブルームバーグ):イングランド銀行(英中央銀行)のブリーデン副総裁(金融安定担当)は、4月末までにさらに0.25ポイントの利下げが行われると「予想するのが妥当だ」との考えを示した。マンチェスターのビジネス・ライブとのインタビューで語った。
ブリーデン氏は「金融ブレーキを緩め」、借入コストを引き下げることで経済をさらに支援する時が来たと語った。
イングランド銀行は5日の金融政策委員会(MPC)で、政策金利を3.75%に据え置くことを僅差で決定した。決定は5対4で、ベイリー総裁が決定票を投じた。ブリーデン氏は、利下げを求めた4人のうちの1人だった。
ブリーデン氏はビジネス・ライブに対し、成長の鈍化と失業率の上昇という下振れリスクにより注目していると語った。同氏は「経済活動が回復するとは確信できなかった。このため、私たちは金融政策のブレーキを少し緩め、経済をもう少し支えるのが適切だと考えた」と述べた。
また、「率直に言ってこれは大きな仮定だが、経済が予想通りに発展し、ショックがなければ、今後数回の会合で利下げが行われると予想するのは妥当だろう」と述べた。
イングランド銀行の次回のMPC会合は3月19日と4月30日だ。インフレ率は3.4%と目標の2%を上回っているが、イングランド銀行は4月には2%前後の目標水準まで低下し、その後も同水準で推移すると見込んでいる。
ブリーデン氏は「今は経済活動が鈍化している。労働市場は緩みつつあり、こうした状況は賃金・物価上昇の持続性、つまり長く続いてきた二次的なインフレ圧力も弱まることを意味する」と語った。
原題:BOE’s Breeden Expects Rate Cut Within Next Two Months(抜粋)
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