(ブルームバーグ):ホワイトハウスは、米銀JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)に対し、クレジットカード金利を引き下げるよう圧力を強めた。アフォーダビリティー(暮らし向き)の改善を掲げるトランプ大統領の要求に沿った動きだ。
ホワイトハウスのナバロ上級顧問(貿易・製造業担当)は12日、ブルームバーグラジオのインタビューで、「ジェームズ・ダイモン、ひどく高いクレジットカード金利を引き下げろ。22%、25%、30%と消費者に課しているのは犯罪的であり、大統領はそうした金利の引き下げを望んでいる」と述べた。その上で、「ジェイミー、それを実行するまでは他の公共政策について発言するのは控えて欲しい」と語った。
クレジットカード金利の上限を1年間、10%に設定するというトランプ大統領の案には、大手銀行やカード発行会社の一部から反発が出ている。ダイモン氏は1月、この措置は米国に「経済的な大惨事」をもたらし、銀行は多くの消費者向け与信の打ち切りを余儀なくされると述べていた。
銀行幹部らは、金利上限を設定すれば信用スコアの低い消費者がカードを利用できなくなり、ペイデイローン(短期の高金利融資)業者など、より高コストで信頼性の低い資金調達手段に頼らざるを得なくなると主張している。
一方でトランプ大統領は、11月の中間選挙を前に、生活費問題に真剣に取り組んでいる姿勢を有権者に示そうと、金融、住宅、食品業界に相次いで要求を突き付けている。
原題:Jamie Dimon Must Lower Credit Card Interest Rates, Navarro Says(抜粋)
もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.