(ブルームバーグ):ブラックロックのグローバル債券部門のリック・リーダー最高投資責任者は6日、バリュエーションが良好でドル安が進んでいることを理由に、米国投資適格債やハイイールド債のエクスポージャーを減らし、新興国債券の保有を増やしていると述べた。ブルームバーグテレビジョンのインタビューに答えた。
米国のクレジット市場におけるスプレッドは、過去30年近くで最も低い水準付近にとどまっており、リーダー氏は、債券の供給が増加する局面においては魅力に欠けるとの見方を示した。
リーダー氏は、トランプ米大統領による米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長候補の1人だった。同氏は、ここ数日で住宅ローン担保証券の保有を「少し」削減したとも述べた。依然としてこのセクターを好んでいるものの、「バランスシートに関する議論は、以前ほど熱狂的ではなくなった」という。
次期FRB議長に指名されたウォーシュ氏は、約2兆ドルの住宅ローン証券を含む、中央銀行の保有資産の縮小を提唱している。2.4兆ドルの債券資産を監督するリーダー氏は「ダイナミックさを保ち、最良の機会があると思われる場所に投資するために、かなりの額を移動してきた」と述べた。

リーダー氏は、自身の新興市場に対する前向きな見方は、米国ジャンク債に対する歴史的に魅力的な利回りプレミアムを一部反映したものだとしている。同氏は「ドルは抑制された状態が続くだろう。新興市場とハイイールド債のスプレッドは、これまでで最も良い水準にある」と語った。
また、欧州市場が昨年「大きく下落した」後、一部の投資を欧州からアジアへシフトしたとも明かした。
原題:BlackRock’s Rieder Dumps US Credit in Favor of Emerging Markets(抜粋)
もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.