米オンライン掲示板の運営会社レディットの1-3月(第1四半期)の売上高見通しは市場予想を上回った。2年前に上場した同社の広告事業の成長を反映している。

5日の発表によると、第1四半期の売上高は5億9500万-6億500万ドル(約933億-950億円)になる見込み。ブルームバーグ集計のアナリストの平均予想は5億7730万ドルだった。

レディットは2024年の上場以降で初めてとなる自社株買いプログラムも発表。規模は10億ドル。同社の株価はニューヨーク市場で151.04ドルで取引を終えた後、時間外で一時12%上昇した。

第4四半期の売上高も前年同期比70%増の7億2600万ドルと、アナリスト予想平均の6億6670万ドルを大きく上回った。米国内より海外がより顕著に伸びた。

レディットは広告事業の拡大で急速に成果を上げており、売上高は昨年初めて20億ドルを超えた。これは2年前の約3倍に相当する。最高執行責任者(COO)のジェン・ウォン氏は、この勢いが自社株買いを決断する経営陣の自信につながったと述べた。

ウォン氏はインタビューで、広告技術の強化や、新たな機械学習の能力と人材を取り込むためのビジネス案件を常に模索していると述べた。「われわれは成長企業であるため、製品をより良くするための人材を常に探している」と語った。

同社の事業基盤はしっかりしているが、投資家は引き続き、人工知能(AI)関連企業が同社のデータを活用するライセンス契約を結ぶことで、収益源が多様化することを期待している。同社はすでに、OpenAIやアルファベット傘下のグーグルと、数億ドル規模の契約を締結している。

ただ、ウォン氏は追加契約の予定について問われると、慎重な姿勢を示した。「その点について共有できることはこれ以上ない」とした上で、中核の広告事業に引き続き注力していると付け加えた。

原題:Reddit Projects Strong Ad Sales, Authorizes Share Buyback (1)(抜粋)

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