(ブルームバーグ):中国の人工知能(AI)スタートアップ、DeepSeek(ディープシーク)は、新たなAI検索機能とAIエージェント強化により提供サービスの拡充を図る。米OpenAIやアルファベット傘下グーグルとの競争が一段と激しくなりそうだ。
同社が今月掲載した複数の求人情報によると、多言語対応のAI検索エンジンを構築する専門人材を募集している。計画中の検索機能は、テキストだけでなく、画像や音声などの処理も可能になる見通しだ。
他の募集要項では、人間による最小限の監督で多様なタスクを処理できる「AIエージェント」を支えるための学習データや評価システム、専用プラットフォームの整備が必要だと説明している。また、多数のエージェントを常時稼働させる見込みも示唆した。
DeepSeekは昨年1月、人間の推論方法を模倣できる新しいオープンソースAIモデル「R1」を発表。R1は米主要企業の最先端技術に匹敵する性能を持ちながら、構築コストはわずかとされており、多くの業界関係者が後継モデルを待ち望んでいる。
昨年12月下旬、同社はAI開発の効率化手法をまとめた論文を発表。こうした発表は過去にも主要モデル公開の前兆となってきたが、その後はソフトウエア開発プラットフォーム「GitHub」の公開アカウントで最近「model1」と曖昧に触れただけで、次の製品について多くを明かしていない。
DeepSeekの広報担当者にコメントを求めたが、応じなかった。
原題:DeepSeek Sets Sights on AI Search and Agents, Job Postings Show(抜粋)
--取材協力:Jessica Sui、Zheping Huang.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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