米国家テロ対策センターのジョー・ケント所長は、イランとの戦争に対する抗議のため辞任すると発表した。イスラエルが米国をこの紛争に引き込んだと主張している。同氏は過去に連邦議会選でトランプ大統領の支持を2度受けた経歴を持つ。

ケント氏は、トランプ氏がイスラエル高官や米メディアによって、イランが差し迫った脅威であると誤認させられたと主張している。

ケント氏はX(旧ツイッター)への投稿で「良心に照らして、現在進行中のイランとの戦争を支持することはできない」と表明。「イランは米国にとって差し迫った脅威ではなかった。イスラエルとその強力な米国内ロビーの圧力によって、この戦争が始まったことは明らかだ」と述べた。

ホワイトハウスにコメントを求めたが、現時点で返答は得られていない。

ケント氏の辞任は、3週目に入ったイラン戦争を巡り、共和党内で深い亀裂が生じていることを浮き彫りにするものだ。元グリーンベレー(米陸軍特殊部隊)のケント氏は、2022年と2024年の連邦議会選でトランプ氏の支持を受けたが落選。物議を醸すトランプ氏の主張の一部にも同調してきた。

原題:Top Counterterrorism Official Resigns in Protest of Iran War(抜粋)

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