(ブルームバーグ):ベテラン投資家のマーク・モビアス氏は、金(ゴールド)は歴史的な上昇を経て魅力が薄れたとの見方を示した。ドルが反発する可能性が金の重しになり得ると警告した。
モビアス・エマージング・オポチュニティーズ・ファンドのマネジングディレクターの同氏は16日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで金について、「この水準では絶対に拾わない」が、価格が現在より20%低ければ検討すると述べた。
米経済持ち直しを示す予測を背景に、ドルは足元の水準から強含む可能性があると同氏はみている。その場合、貴金属の魅力は低下しやすい。

モビアス氏はまた、中国、インド、韓国、台湾が世界の投資家にとってアジアで最も魅力的な株式市場だとの見方を示した。中国については、技術分野での進展を背景に、足元の株高は持続可能に見えるとした。
「中国の目標は今、高度な半導体やあらゆる種類の人工知能(AI)で米国を追い越すことだ。資金は消費者向けではなく、そちらの方向に向かっている」と説明した。
インド株については強気姿勢を維持し、技術分野を中心に政府が支出と投資を拡大している点を理由に挙げた。
原題:Mobius Shuns Record-Breaking Gold on Risk of Dollar Rebound(抜粋)
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