15日の欧州債券市場は、国債の大半が小幅な値動きにとどまったが、長期債は安全資産需要に支えられ、小幅に上昇した。

ドイツ10年債利回りは2.82%でほぼ変わらず、30年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下して3.40%となった。

英国の昨年11月の国内総生産(GDP)が予想外に堅調だったことを受け、利下げ観測が後退し、英国債は下落した。2年債利回りは4bp上昇し3.66%、10年債利回りも上昇し4.38%となった。

トレーダーはイングランド銀行(英中央銀行)が今年、計43bpの利下げを行うと予想している。15日のGDP発表前は48bpの予想だった。

欧州株は過去最高値を更新した。ストックス欧州600種指数は0.5%上昇し、史上最高値を更新して取引を終えた。

台湾積体電路製造(TSMC)が2026年に設備投資を年間約30%増加させる見通しを示したことを受け、ASMLホールディング、ASMインターナショナル、BEセミコンダクター・インダストリーズなどの半導体関連株が急騰した。ASMLホールディングの時価総額は、5000億ドル(79兆2500億円)を突破した。

金融サービス株も好調だった。消費財と自動車セクターは出遅れた。「カルティエ」などを傘下に持つリシュモンは、2025年10-12月(第3四半期)の売上高が過去最高となったものの、利益率への懸念から、一時的に上昇した後2.4%下落した。

原題:European Bonds Largely Steady, Long-End Gains: End-of-Day Curves、European Stocks Gain on AI Boost; ASML Rises Above $500 Billion(抜粋)

--取材協力:Levin Stamm.

もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp

©2026 Bloomberg L.P.