ビジネスや金融、時代のキーパーソンに話を聞く番組「CROSS DIG 1on1」。
今回のテーマは「なぜ日本文学は、英米で人気なのか?」です。
昨年7月、王谷晶さんの『ババヤガの夜』(翻訳:サム・ベットさん)が世界最高峰とされるイギリスのミステリー文学賞「ダガー賞」の翻訳部門に選ばれ、日本人初の受賞となりました。
「Page Turners」で紹介したロンドンの書店でも柚木麻子さんの『BUTTER』や雨穴さんの『変な絵』が数多く並べられ、イギリスの業界誌「ブックセラー」が発表した“英国翻訳小説ランキング”の上位50作品のうち、23作品が日本文学でした。
いま日本文学が世界で読まれています。
空前絶後の日本文学ブームの理由とその背景にある世界の動きについて、翻訳家の鴻巣友季子さんと考えます。
◆トークテーマ【なぜ日本文学は、英米で人気なのか?】◆
・日本文学ブームは必然だった
・翻訳家に光が当てられるようになった
・23 / 50という数字のインパクト
・村上春樹“一強”は終わった
・翻訳家の育成が進んだ
・英米の“英語覇権”に変化
・ヘレニズム時代の繰り返し
・なぜ“いま”日本文学なのか?
・“文豪主義”→“推し”を翻訳する時代へ
・女性作家の躍進は何を意味するのか?
・「翻訳文学はおもねらない」世界の“本音”を表す
・今後の日本文学の可能性
◆出演◆
▼鴻巣友季子
翻訳家/文芸評論家/日本文藝家協会常務理事
英米圏の同時代作家の紹介だけでなく古典名作の新訳にも注力
主な訳書にマーガレット・アトウッド『誓願』(早川書房)/クレア・キーガン『あずかりっ子』(早川書房)/マーガレット・ミッチェル『風と共に去りぬ』(新潮社)/ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』(新潮社)など。
著書に『文学は予言する』(新潮社)/『ギンガムチェックと塩漬けライム』(NHK出版)/『小説、この小さきもの』(朝日新聞出版)/『英語と日本語、どうちがう?』(NHK出版)など。
▼竹下隆一郎
TBS CROSS DIG with Bloomberg チーフ・コンテンツ・オフィサー(CCO)
朝日新聞を退社後、2016年から2021年6月までハフポスト日本版編集長。
2021年8月にビジネス映像メディアPIVOTの創業メンバーに。
2024年11月よりTBSテレビ特任執行役員。
◆収録日◆
2025年12月25日