(ブルームバーグ):イランは28日、人工衛星3基をロシアから打ち上げ、軌道に投入したと発表した。イランを巡る国際的な緊張が一段と高まる可能性がある。ロシアは約20年にわたり、イランの衛星計画を支援している。
国営イラン通信(IRNA)によると、「パヤ」「ザファル2」「コウサル」の3衛星は、ロシア極東のボストーチヌイ宇宙基地から打ち上げられた。各衛星は地上約500キロメートルの軌道を周回し、環境や農業分野などでの利用を想定して設計されているという。
「パヤ」はイラン国防省傘下の企業が開発し、これまでに国内で開発された画像衛星としては最も重量があり、最も先進的だとIRNAは報じている。
イランの宇宙開発計画や関連組織は、弾道ミサイル計画や軍事技術との関係が指摘され、米国の制裁措置の対象となってきた。
今回の打ち上げは、イランの核・ミサイル活動を巡る懸念が続く中で行われた。29日には、トランプ米大統領とイスラエルのネタニヤフ首相の会談が予定されている。会談では、イランの弾道ミサイル計画などを巡り、同国に対する新たな攻撃について協議される可能性がある。
原題:Iran Says It Launched Three Satellites Into Space From Russia(抜粋)
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