北朝鮮の金正恩総書記が原子力潜水艦の建造現場を視察したと、北朝鮮メディアが伝えました。

朝鮮中央テレビはきょう、金正恩総書記が、8700トン級の原子力潜水艦の建造現場を視察したと伝えました。

金総書記は原子力潜水艦の重要性と意義を強調したうえで、「私たちの艦隊武力の戦闘力を飛躍させる」などと述べたということです。

また、韓国がアメリカの支援を受けて原子力潜水艦を建造する計画にも触れ、「わが国の安全と海上主権を厳重に侵害する攻撃的な行為」などと批判しました。

一方、朝鮮中央テレビは金総書記がきのう、新型長距離ミサイルの試験発射も視察したことも伝えました。

韓国軍の合同参謀本部も北朝鮮の試験発射を確認していて、米韓両軍で動向を注視しているとしています。