“ドナー休暇”の利用「無事に帰ってくるまで全力でフォロー」

當銘梨夏さん
「ドナー休暇ということで、お休みをいただくことにしております」
そこで當銘さんが利用したのが、“ドナー休暇”です。
こちらの企業では、ドナーやボランティアなど社会貢献活動を理由に年間12日間までの休暇が取れる制度を導入しています。
同僚
「でもちょっと怖い…怖いなって。血がこうなっているのが見えるっていうか」
上司
「体に一定負荷がかかるというのは間違いないでしょうから、無事に帰ってきてくれることを楽しみにしてますし、それまで全力でフォローしましょう」

そして迎えたドナー休暇。この日は病院で移植に必要な細胞を増やすための注射をうち、採取日に向けた準備を進めていました。
日ごろの食生活でも…
當銘梨夏さん
「(検査の結果)ヘモグロビンの値がちょっと低めということだったので、そこもなるべく意識はしたいなと思って」

作っていたのは、ほうれん草のおひたしやレバニラなど、鉄分の多い料理。ドナーになることが決まってから、食生活にも一層気を遣っています。

夫・祐輔さん
「(ドナー側にも)体の負荷は当然出てくるものはあるから、パートナーとしてちゃんと理解する必要があるなって思いながら、懸念はしながらも、前向きに話をちゃんと聞きたいというふうに思っていました」