米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)の株価が18日の取引で下落。WBDの買収合戦が激しくなるとの見方が後退し、Netflixがパラマウント・スカイダンスの買収案を抑えて優勢となり、一種の「一強」になりつつあるとの見方が強まっている。

WBD株は2.1%安の27.61ドルで引け、同社のスタジオとストリーミング、HBO事業の買収を目指すNetflixが提示している現金と株式を合わせた1株27.75ドルを下回る水準だ。

WBDの株価下落に先立ち、同社は株主に対し、CNNやTNTといったケーブルテレビ局を含む会社全体の買収を目指すパラマウントによる1株30ドルの全額現金による買収提案を拒否するよう勧告していた。

WBD株は先週、一時30ドルまで上昇。Netflixとパラマウントの双方が提示額を引き上げるとの期待から投資家が買いを入れていた。

Photographer: Jill Connelly/Bloomberg

原題:Warner Bros. Falls Below Netflix Offer as Bidding War Hopes Cool(抜粋)

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