ホンダは今月から来年1月にかけて、日本と中国の工場で自動車の生産を一時停止や減産すると明らかにしました。生産に必要な半導体不足の影響だとしています。
ホンダによりますと、国内では三重県鈴鹿市にある工場と埼玉県寄居町にある工場で、来年1月5日と6日に自動車の生産を止めるほか、7日から9日は生産台数を減らすということです。また、中国では今月29日から5日間、現地企業との合弁会社が運営する3つの工場で生産を停止します。
関係者によりますと、中国資本の半導体メーカー「ネクスペリア」をめぐるオランダと中国の対立の影響で、半導体の調達が遅れているということです。
ホンダは今年10月から11月にかけても、同様の理由でメキシコの工場の生産を停止するなどしていました。
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