来年度の税制改正をめぐり自民党、日本維新の会、国民民主党、公明党の税制の責任者が会談し、「年収の壁」などについて4党での合意を目指す方針を確認しました。
自民党、日本維新の会、国民民主党、公明党の4党の税調会長はけさ国会内で会談し、来年度の税制改正をめぐって意見を交わしました。
会談では焦点となっている「年収の壁」の引き上げを含む税制改正全般について、4党での合意を目指すことで一致しました。
昨年は自民、公明、国民の3党で協議を重ねてきましたが、自民と維新が連立を組んだことで、枠組みを4党に広げました。
自民党 小野寺 税調会長
「各党との共有した意見が集約されるということは、より幅広く国民の皆さんの期待に応えられるような、税の改正に繋がるんではないかと思っております」
与党としては、国民民主や公明の野党とも合意形成を図ることで、来年の通常国会に提出する法案への賛成を取り付けたいとの狙いもあるものとみられます。
【速報】高校生年代の扶養控除「現状維持」の方向で調整へ 自民・維新党首会談