米アメリカン航空グループは、アマゾン・ドット・コムが提供する低軌道衛星インターネット「Amazon Leo(アマゾンレオ)」の機内Wi-Fiサービスでの活用に向け、同社と協議している。高収益顧客の囲い込みと、米国内での競争力強化が狙いだ。

ロバート・アイソム最高経営責任者(CEO)はインタビューで、ユナイテッド航空などがイーロン・マスク氏のスペースXと契約し、低軌道衛星通信サービス「スターリンク」を採用する動きが進む中、アメリカン航空は選択肢を広げていると指摘。「スターリンク以外にも、検討すべき低軌道衛星通信サービスの機会はある」と語った。

アメリカン航空がアマゾンと協議した事実を認めたものの、協議の進捗(しんちょく)に関するコメントは控えた。

アマゾンの広報担当者からのコメントは得られていない。

Photographer: Nathan Laine/Bloomberg

原題:American Airlines in Talks with Amazon for Leo In-Flight Wi-Fi(抜粋)

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