プロが試算 変動金利が上がるとローン返済額はいくら増える?

井上キャスター:
視聴者の皆さんの中にも固定金利・変動金利で頭を悩ませている方が多くいらっしゃると思います。

8割が変動金利を選んでいるということで、金額を具体的に算出していただきました。住宅ローン比較診断サービス「モゲチェック」の取締役・塩澤崇さんの試算です。

▼変動金利で借入額3500万円(返済期間35年)ローン返済額はどれだけ変わる?

・変動金利0.75%で借りた場合
 ⇒月返済額:約9万5000円 総返済額:約3980万円

・変動金利1.25%になった場合
 ⇒月返済額:約10万3000円 総返済額:約4320万円

月の返済が約8000円増えて、総返済額も350万円ほど増えることになります。

山形純菜キャスター:
頭がついていかないのですが、変動金利がこれからもっと上がっていくんじゃないかという不安を、皆さんは抱えているということですよね。

会社経営者・投資家 池澤摩耶さん:
最近の金利の上げ方や日本国債の売られ方はスピード感がありすぎるなというところがあって、そこになかなか考え方が付いていけない。

今月中にもう1回利上げをすることになってくると、もちろん実質賃金が上がれば、変動金利が上がってもいいんですよ。実質賃金が上がらないのに、金利が上がっていくから、こういった制度ができないと家が買えなくなってるわけです。なので、かなり苦しい状況だと思います。