買い控えで“暴落”可能性も?
コメ価格に変化の兆しでしょうか。先日、新潟で開かれたJAや生産者が参加した会合で、コメ卸最大手の社長もコメ価格に言及しました。

神明ホールディングス 藤尾益雄社長(2日)
「多分6月末の民間在庫、多分これが過去にないくらい最大になると思うんですよ。どこまで暴落するかはわからないんですけど、かなり暴落する可能性があると思っております」
買い控えを解消するには5キロ3500円が適正だと藤尾社長は言います。
“おこめ券”配布しない自治体も
現場からコメ“暴落”のリスクが指摘される中、政府は「おこめ券」を推奨しています。
しかし、大阪府交野市は「おこめ券」を配布しないことを決めました。

大阪・交野市 山本景市長
「農林水産省の顔色見たりとか、農林水産大臣の顔色を見て判断するというのは、私はこのケースではよくないと。市長としては選んではいけない選択肢であると強く考えている」
交野市によりますと、物価高対策には上下水道の基本料金の免除などを
実施する方針だといいます。