高市総理の国会答弁をめぐり、日本の国連大使は中国側の主張を否定する2度目の書簡をグテーレス事務総長に送付しました。
日本の山崎和之国連大使は4日、高市総理の台湾有事についての答弁をめぐり、中国側の主張を否定する2度目の書簡をグテーレス事務総長に送ったことを明らかにしました。
中国の国連大使が1日、事務総長に送付した2度目の書簡で「高市総理の発言は国連憲章に違反する」などと主張したことについて、山崎大使は「事実と矛盾し、根拠がなく、断じて受け入れられない」と否定しました。
書簡では「日本は国連憲章など国際法を遵守しており、国際社会でもその姿勢は評価されている」と強調しました。
高市総理の国会答弁をめぐっては、中国側が先月、日本を批判する1度目の書簡を事務総長に送付。これに対し、日本側も事務総長に書簡を送って反論すると、中国側は1日、2度目の書簡を送付していて、日中の対立が国連の場にも広がっていました。
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