イスラエルは、イスラム組織ハマスから新たに人質の遺体が返還されたと発表しました。パレスチナ自治区ガザに残る人質の遺体はあと1人となっています。

イスラエル首相府は4日、前日にイスラム組織ハマスから返還された遺体について、鑑定の結果、イスラエルで農業に従事していたタイ人男性だと判明したと発表しました。

男性はおととし10月のハマスによる襲撃時にイスラエル南部で殺害され、遺体がガザに持ち去られたということです。

イスラエルとハマスが合意した和平計画の第一段階では、遺体を含む人質48人全員を引き渡すことになっていて、ガザに残る遺体はあと1人となっています。