ロシアのプーチン大統領が来月4日から5日にかけてインドを訪問し、モディ首相と会談を行います。

インドを訪問するのはウクライナ侵攻後初めてで、伝統的な友好国との結束を示したい構えです。

ロシア大統領府は28日、プーチン大統領が12月4日から5日にかけてインドを国賓として訪問すると発表しました。

モディ首相と会談を行い、会談後には共同声明を採択し、政府間文書などに署名を行うとしています。

今回の訪問についてロシア大統領府は「政治、貿易、経済、科学技術など両国の戦略的パートナーシップにおけるすべての課題について協議する」としています。

プーチン氏がインドを訪問するのはおよそ4年ぶりで、ウクライナ侵攻後では初めてです。

インドは侵攻後もロシア産石油の購入を続けてきましたが、アメリカのトランプ政権がインドに対し購入を停止するよう圧力を強めるなか、プーチン氏としては今回の訪問を通じて伝統的友好国との結束を示したい構えです。