(ブルームバーグ):米労働統計局(BLS)は、10月分の消費者物価指数(CPI)統計を発表しない方針を明らかにした。政府機関閉鎖の影響で、一部データをさかのぼって収集することができなかったためだという。
10月分については調査を伴わない多くのデータを取得できるとし、「可能な範囲で」11月分の公表時に10月の数値も併せて発表するとしている。11月分のCPIは12月18日に公表される予定で、これは年内最後の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の後となる。
BLSは今週、10月分の雇用統計についても、同様のデータ収集上の問題を理由に公表を中止すると発表していた。CPIは多くのデータが人手を要する形で収集されていることから、発表中止のリスクが最も高い統計の一つとエコノミストらは指摘していた。
BLSによれば、調査を伴わない多くのデータについては、さかのぼって収集することが可能だ。一方で、「調査を伴わないデータで構成される指数の数は非常に限られている。2025年10月分については、総合CPIやコアCPI(食品とエネルギーを除く)は算出されない」とBLSで公表・特別調査担当副局長を務めるエミリー・リデル氏は電子メールで述べた。
BLSが月次のCPI統計を公表しないのは今回が初めて。1994年までさかのぼる過去の公表資料を確認しても前例はない。ホワイトハウスは今月上旬、政府閉鎖の影響で10月分の雇用統計とCPIは公表されない可能性が高いとの見方を示していた。
BLSは11月分のCPIについて、10月分のデータが欠けている項目は1カ月間の変化率を掲載しないと説明した。
原題:BLS Axes October CPI Report, Sets Dec. 18 for November Data (3)(抜粋)
(第3段落以降に新たな情報を追加し、更新します)
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