「摂食嚥下障害」とは?
出水麻衣キャスター:
食べ物を上手に飲み込めない「摂食嚥下障害」の人は大勢います。
喉の奥は、「気管」と「食道」に分かれています。

気管の入口には「喉頭蓋」という蓋があるのですが、健常者が物を飲み込む際は、口から入ってきた食べ物が気管に入らないよう喉頭蓋が気管を蓋をして、食道に入るようになっています。
しかし、摂食嚥下障害の場合、喉頭蓋がうまく機能しなかったり、動きが鈍くなってしまったりして、気管に食べ物が入りやすいため食事に工夫が必要です。

こうした障害がある人のために作られたのが「もぐもぐBOX」で、エビフライや唐揚げなども入っているということです。
▼なめらかな食感、▼水分が分離しにくい、▼冷凍・解凍も可能だということです。
個体・液体で分離すると喉を通るタイミングに差が生じて、喉頭蓋がうまく機能せず、むせやすくなってしまうということです。
サバンナ 八木真澄さん:
これまでは、あまり気にしていなかったので、困っている方がいるということを初めて知りました。