アメリカの政府機関の一部閉鎖が解消されたことを受け、およそ1か月間営業を見合わせていたスミソニアン博物館の一部が営業を再開しました。

記者
「ワシントン市内の国立博物館です。再開となって多くの人が集まってきています」

過去最長となる43日間の政府機関の一部閉鎖が解消されたことを受け、首都・ワシントンでは14日、閉館が続いていたスミソニアン博物館が一部の営業を再開しました。

観光客
「ニュースで再開することを知ったときは興奮しました」
「みんなが仕事に復帰し、地域の収入が戻ってくるのは嬉しいです」

今後、遅延や欠航が相次いだ航空業界などの混乱も徐々に解消する見通しですが、議会予算局は、今回の政府閉鎖による経済損失が110億ドル=日本円でおよそ1.7兆円に上ると試算していて、景気の先行きに影を落としそうです。